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毎日のデスクワークやOA機器の操作、車の運転などで、肩こりをまねき、耳鳴がおきていませんか？
頑固な肩こりや腰痛、背中が痛いなど筋肉や筋が苦しくなると、耳鳴り、頭痛、気力の低下などをおこします。
その多くの原因は、ストレスのためすぎによってあらわれた、自律神経失調症、更年期障害、心因性（うつ病など）によるところが大きいようです。
耳鳴りの原因としてはこれが一番多く、現代人で耳鳴りに悩んでいる方は決して少なくなく、１０人中１〜２人に起こっていると言われ、年配の方に関しては、１０人中３人前後は起こっていると言われてます。
　
　
ある日突然、片方の耳の聞こえが悪く（つまった感じに）なり、めまいや耳鳴り、難聴を何回も繰り返すなどが、代表的な症状です。
過労やストレスにより、耳の奥にある内耳の一部（平衡感覚を維持する部分）に、循環不全などが生じ、発症すると考えられています。
このストレスによる耳鳴りの特徴として、耳鳴りと頭痛が一緒に、起こることは少ないようです。
内科や脳神経外科などで受診しても、異常が見つからず、治療を受けたとしても、背景にある過労やストレスが解消できていないために、良くならないことが多いのが現状です。
多くの医療機関では、薬の内服が治療法が主となりますが、大切なのは、過労、ストレスを解消する対策を、本気で実行していただくことです。
　
　
過労やストレスの原因は、各年齢層で、さまざまです。
30〜40歳台では、休み無く働く過酷な労働環境、それに伴う対人関係、50〜60歳台では中間管理職としてのストレス、そして家庭での介護、などなどです。
また、たばこやアルコールの多飲が、原因となるこもあります。
意外な原因としては、小さいお孫さんのお守りによる疲労からくるもの、そして、高齢者の年代では老老介護や不眠症、さらに意外な理由として、自由な時間ができ、それまでできなかった趣味への没頭による睡眠不足によるものなどがあります。
このような原因で耳鳴りがする場合は、生活そのものを見直さなければならないので、治すまでに最も時間が掛かるかもしれません。
　
　
耳鳴りについて、診断に行って、初めて、ストレスの多い生活をしていることに、気付く事が多くあります。
心も体も頑張りすぎて過労の状態ですので、症状緩和のために、自分で選んだ治療法のほかに、生活を見直すことが必要です。
夜更かしを避けて、睡眠時間を確保したり、疲労を防ぐビタミンB群の含まれている食品を摂ったりして、心と体をリラックスさせてあげることです。
治療の主役は医療ではなく、本人であるという自覚が大切です。
　
　
以上のような、ストレスによる耳鳴りは、耳の中のリンパ液の調節が、うまくいかなくなる病気です。
なかなか解消することができない肩こりと耳鳴りの両方がある場合は、それぞれをチェックをしてみると良いです。
特に肩こり解消のためのマッサージやストレッチをしていても肩こりが解消されずに、耳鳴りを伴う症状があるという場合には、専門の治療機関をお勧めします。
専門的な治療が始まれば、肩こりの解消だけでなく、病気の改善、耳鳴りの解消にもつながっていきますので、気になる症状を相談しながら対処していくことができます。
　
　
　
当院では、内耳の血流改善を目的に、後頚部の圧痛・硬結、筋緊張の緩解しながら施術することを基本治療としています。
　　　
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