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ぎっくり腰(急性腰痛)の、痙攣(けいれん)発作と、回復治療

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Dr,ナイスミドル さん

2017/04/22 16:10

ぎっくり腰は、何かのきっかけで、急激に(ギクッと)痛みを発症した、腰痛を言います。
但し、何の痛みや違和感もなく、「イキナリ、ぎっくり腰!」という、“青天の霹靂タイプ”は、あまりありません。
腰痛を起こす前に、「何となく、腰がイヤ~な感じ」とか、「いつか、こうなる」という“予兆”を感じているのがほとんどです。


ぎっくり腰を起こすと、強烈な痛みだけでなく、腰を曲げる事も、伸ばす事もできなくなり、酷い場合は、声も出せなくなります。
強烈な痛みは、腰の奥の筋肉に、許容限度を超えた負荷が突然かかり、筋肉の細かな傷の発生や、微細な断裂によって、“肉離れ”を起こしたような状態になる為です。
同時に、急激な筋肉の緊縮から“痙攣発作”を起こし、筋肉が収縮しっぱなしの状態になるので、身体を動かす事ができなくなります。


この為、ぎっくり腰を起こした直後は、安静にして、炎症と筋肉の緊張を解く事が必要です。
また、痛みを起こしている腰の神経は、背中や脚にも繋がっているので、刺激を減らす為に、身体全体を動かさないように、安静にしている事が大切です。
無理に身体を動かすと、筋肉の微細な断裂を更に増やすだけでなく、血行を悪化させてしまい、回復に必要な酸素や栄養の遮断し、神経を刺激するので、余計に痛むようになります。


この為、腰の治療は、発症から2~3日経って、炎症が軽くなってから行います。
いつまでも安静にしていると、筋肉が余計に固まってしまい、なかなか痛みがとれなくなってしまう為です。
動かせるところから、動かしていくと、治りも早く、治った後の違和感も取れ易くなります。


目安は、横になって安静にしている時に、痛みが鈍痛になり、無理に動かなければ、鋭い痛みが走らない状態です。
通常は、歩けるぐらいになるのを、待ってから行います。


しかし、この段階では、動かそうとすると、「まだ、腰が固まっている感じがしている」とか、「ぎっくり腰の痛みが戻ってきそう…」と、不安が伴います。
これらは、筋肉の緊縮だけでなく、腰の関節の微妙なズレや、関節の動きにアンバランスがある為です。
また、脚や腰だけでなく、ぎっくり腰に影響する様々な部位も、併せて改善させる事も必要です。


このような場合の治療に、東洋医療の基づいたマッサージが、適しています。
「腰が重い」とか、「だるい」などの筋肉の症状は、レントゲン検査では映らないので、問診しながら、触診で判断する事が、重要になる為です。


また、痛みのない範囲で、確認しながら、筋肉の硬直の解消や、関節可動域の回復治療を、“直接”行うので、効果的です。
ぎっくり腰を引き起こした箇所だけでなく、疲労が蓄積した筋肉、歪んだ骨格なども、整体治療を行います。
これにより、筋肉の柔軟性が増し、血行が良くなってくるので患者自身が、腰の違和感が解消してくるのが、感じられるようになります。


当院は、症状に合わせながら、圧痛・硬結を確認し、血流改善や緊張の解消を行い、予防や回復治療を行っています。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けています。 お試しください。


(HP) http://nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/

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