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リンパの、循環改善 |
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Dr,ナイスミドル さん
2014/07/19 12:17
体内の滞ったリンパの循環を改善して、健康な身体づくりを目的としたリンパマッサージの案内をよく見かけます。
リンパ液の循環改善によって、むくみや冷え性を解消し、セルライトの除去、更に、美肌やダイエット効果など、多岐にわたる健康や美容への効果を目的にしています。
これらは、不要になった老廃物や疲労物質を回収して運ぶという、リンパ液の働きに着目し応用したものです。
心臓から出た血液のうち、約8割は静脈へ、残りの約2割はリンパ管で吸収されて、再び心臓に戻ってます。
筋肉の働きが落ちると、静脈血やリンパ液は、その流れが停滞してきます。
静脈血の戻りが悪くなると、身体内の水分(組織液)がどんどん増えてしまうので、リンパ管が水分(組織液)を吸収しながら、増え過ぎないように調節しています。
その為、リンパ液の成分は、静脈血とほとんど変わりません。
静脈で取り込めなかった水分を吸収し、リンパ管に通し、不純物や老廃物をキレイに処理した後、再び静脈に合流させ心臓に戻してます。
このリンパ液を循環させている原動力は、筋肉(骨格筋)の働き(収縮と弛緩)が中心となってます。
その為、筋肉の働きが低下したり、リンパ液の集まる場所(リンパ節)に集中しすぎると、リンパ液の流れが悪化します。
リンパ液が流れる為には、筋肉の収縮や弛緩が活発に繰り返され、リンパ節内の流れがスムーズである事が必要です。
例えば、活動すると筋肉疲労が起きますが、動かずに座っている姿勢でも、同じ姿勢を維持し安定させる為に、筋肉疲労が起きます。
すると、筋肉の働き収縮と弛緩)が落ち、静脈血やリンパ液は流れが停滞し、疲労感や不快感が増す原因となります。
特に、下半身を流れている静脈血やリンパ液は、重力に逆らって心臓に戻す為に、尚更、 脚の筋肉の絶え間ない活動が不可欠です。
また、手首・肘・股関節・膝・足首といった関節付近の血管は、関節の外側の、狭い隙間を通過しています。
これらの関節は、伸ばしていることよりも曲げている事が多いので、静脈血やリンパ液の流れが悪くなり易くなります。
しかも、関節を曲げている時間が多いと、関節付近の筋肉がコリ固まってしまい、循環障害が慢性的になる原因になります。
筋肉や関節以外にも、リンパ液の流れが悪化し易くなるのは、、左側の肩の下にあるリンパ節です。
全身を流れるリンパ液のほとんどがここに流れ込むので、リンパ節の中でも、詰まり易くなる場所となってます。
しかし、姿勢が悪くなって、前かがみ姿勢(=猫背)になると、リンパ液の流れを悪化させる大きな原因になります。
肩の鎖骨が下がり、前胸部のリンパの流れを圧迫するからです。
リンパ液がスムーズに流れるように、肩周辺の筋肉の柔軟性と肩関節の動きを回復させる事が、何よりも大切です。
体内の、余分な水分や老廃物をスッキリと流し、健康を保つ為には、何より、筋肉を柔軟性を回復させる事です。
健康や美容を保つには、疲労を解消し、リンパ液だけでなく動靜脈の流れを改善し、栄養を十分に吸収できる身体を作り、老廃物の排泄能力を強める事が基本です。
筋肉の柔軟性を回復させ、硬くなった関節付近の緊張を緩和する事が、最も効果的です。
私達の体内にある水分は、心臓を起点として出て行き、筋肉の収縮や弛緩を利用して、心臓に戻ってます。
当院は、身体の柔軟性を回復させ、血流の停滞による循環を改善し、新陳代謝を促進させる治療を行ってます。
マッサージの施術時間は、最短15分から受け付けてます。 詳しくは、≪治療内容と費用≫ を、ご覧ください。
(HP)http://nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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