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猫背とため息 |
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Dr,ナイスミドル さん
2011/11/14 18:44
ため息は、気分がスッキリしない時に、自然と出てきます。
私達は、強いストレスを抱えたりしていると、無意識に、呼吸が浅くなりがちとなります。
そんな時、ため息が、つい出ます。
呼吸は、健康づくりの基本です!
でも、「ため息をつくと、幸せが逃げる」とも、言われてます。
最近は、浅い呼吸の人が増えていると言われます。
浅い呼吸と言うのは、吸った空気が肺の下部に届く前に、吐いていることを言います。
デスクワークのように、前のめりの猫背気味になっていると、お腹がずうっと圧迫され、お腹の中にある「横隔膜」が動きづらくなってます。
「横隔膜」とは、お腹の中を横断している膜状の筋肉のことで、この筋肉がお腹の中を上下に動くことで、すぐ上に接している肺を伸縮させて、呼吸活動が可能となります。
肺には筋肉がないので、心臓や胃腸のように、筋肉で作られた内臓のように、自力で動けないのです。
伸縮させるのは、周りの筋肉、特に横隔膜の働きです。
実際、呼吸に必要な力の7割は、横隔膜が担っているので、文字通り“縁の下の力持ち”の役割です。
長い時間、猫背姿勢をしていると、このお腹の中の横隔膜が動きづらくなって、呼吸が浅くなり、その結果、全身に酸素が十分に行き渡らないようになり、そして、身体がリラクッスする事ができなくなります。
立ちくらみや、手足の冷え、胸の圧迫感、動悸などの症状に、つながっていくこともあります。
その他にも、猫背姿勢となって、身体が固まってしまった状態でいると、身体は仕方なく、肩や首の筋肉で息を吸う(胸式呼吸)ようになるので、首や肩が凝りやすくなります。
また、背骨が曲がっていると、胸部も真っ直ぐにならないために、全体を使っての十分な呼吸ができない状態にもなります。
ため息のように深い呼吸は、首や肩が凝り始めた時に、身体自体がリラクッスできることを求めて、無意識に起こるのです。
ため息は、息を大きく吸い込んで、息を吐き出させますので、脳と身体に新たな酸素を供給してくれ、リラックスした状態を作りしてくれる作用があります。
でも自然に、「ふ〜〜〜っ」とため息をするだけでは、大した効果はありません。
では、身体にいい深い呼吸とは、どんなものでしょうか?
答えは、お腹の中の筋肉の動きにあります。
身体の中から悪い気を吐き出して、その反動で深くゆっくりと酸素を吸い込むことによって、内臓の動きが活発になり、血行が促進されます。
ですから、リラクゼーション法の定番である「腹式呼吸」を、意識的に行うことが必要となります。
この深い呼吸を意識的に行う事によって、全身に新鮮な酸素が行き渡り、心身ともにリフレッシュされます。
お腹の血流も良くなり、冷えや便秘なども防げるというわけです。
また、深い呼吸は、自律神経のバランスを整えるための「自律訓練法」でも、とても重要な要素として取り入れられています。
でも、もう1つ、重要な事があります。
深い呼吸を行うには、まずは空気が入っていく胸郭を膨らませるようにすることが先決です。
肩甲骨周辺を中心とした、上半身の筋肉の、柔軟性が必要なのです。
上半身の筋肉の柔軟性があることで、胸郭が柔軟になり、腹式呼吸のように、深いところまで酸素を取り入れることができる状態となります。
猫背姿勢を続けていると、姿勢を維持するために筋肉を使ってしまい、その結果、呼吸は浅くなり、それだけで息が切れる状態に陥ってしまうからです。
当院は、肩こりや全身の疲労を除き、患者の心身のリラックスをはかることを基本治療としています。
(HP) http://nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/
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